2009年06月19日

コランダムは、さまざまに産出する。

コランダムは、さまざまに産出する。

ペグマタイト、花崗岩、閃長岩などの火成岩とともに。
雲母片岩、片麻岩、結晶質石灰岩、ホルンフェルスなどの変成岩とともに。
ボーキサイトなどの堆積岩とともに、また、地表の砂の中から。
地殻内の高温水溶液(熱水)から晶出した熱水鉱床から。
鉱床は、カナダ、アメリカ、ロシア、南アフリカなどにある。ルビーは、ミャンマー、タイ、スリランカで、砂の中から多く採掘される。

単結晶の人造法 [編集]
コランダム(ルビー、サファイア)の単結晶は、次のような方法で人造できる。

火炎溶融法 [編集]
この方法は、フランスのベルヌーイ(Auguste Victor Louis Verneuil)が1903年に始めたことから、ベルヌーイ法(Verneuil process)ともいう。生成速度が早くコストが低い。

α-アルミナほかの微粉を酸水素炎中に降らせて液滴にし、それを台座の種結晶の上に垂らし、種結晶と同じ結晶方位に再結晶させ、台座を1時間に数mmの速度で下げて、長い単結晶に成長させる。その棒状の単結晶をブール(boule)と呼ぶ。
更年期障害
映画音楽
アルツハイマー病
オリエンテーリング
関節炎
人間工学
甲状腺疾患
環境工学
タップダンス
機械工学
原始時代
いざ・鎌倉時代
世界の建築
季節のこよみ
月の物語
湯・山梨
外国の物語
果実で美!
オレンジ活用
掃除秘伝

フラックス法 [編集]
ミョウバンを濃く水に溶かし、その中に結晶の粒を吊しておくと、大きな単結晶に育ってゆく。これと同様な方法でコランダム単結晶を育てるために、アルミナは常圧下の水には溶けないので、融解したフラックスに溶かす。フラックスにはフッ化鉛、酸化鉛などが用いられる。この方法によるコランダムは、1960年代から製造されるようになった。

ルツボ中の原料を加熱してフラックスを融解し、1,000℃以上に保持してアルミナほかを溶かしたのち、1時間に数度の速度で冷却して過飽和状態にすると、約900℃でコランダムの単結晶が析出する。この方法は格子欠陥の少ないmm単位の単結晶の製造には適するが、実用的な宝石の大きさに育てるには時間がかかりすぎる。

熱水法 [編集]
地殻内で起こっている熱水変質作用を人為的に行っているといってよい。

アルミナは1気圧の100℃の沸騰水には溶けないが、地殻内の1,000気圧以上、1,000℃以上の熱水には溶け、溶解度は温度が高いほど高く、溶けたアルミナは低温のところへ析出する。この環境を人為的に作る。高圧容器の中に水を入れ、原料のアルミナ他を沈め、種結晶を上から吊し、底から加熱すれば、原料は高温高圧の水に溶け、上部の低温の種結晶の表面に析出する。

1950年代の後半にこの方法のルビーが作られた。生成する単結晶は格子欠陥が少ないが、装置が面倒で生成速度が遅いので、あまり行われない。

引き上げ法 [編集]
半導体用のケイ素単結晶の製造に広く行われるこの方法で、コランダムなどの単結晶を作ることもできる。これはポーランドのチョクラルスキー(Jan Czochralski)が1913年に開発したところから、チョクラルスキー法(Czochralski process)、CZ法とも呼ばれる。

ルツボに原料を入れて融解し、上から吊した種結晶を原料の液面に触れさせると、種結晶の方位の通りに液面が再結晶してゆく。適切な速度で結晶を引き上げて長い単結晶を作る。ただし、この方法でコランダムなどが作られたのは、1990年代の後半である。格子欠陥は少ない。

コランダム質研磨材の種類

コランダム質研磨材にはいくつかの種類がある。

白色電融アルミナ
粉末のアルミナをアーク炉で融解後、冷却し凝固させ、その塊を粉砕整粒する。酸化クロムなどを加え、ピンクないしルビー色を付けたのもある。
褐色電融アルミナ
ボーキサイトをアーク炉で融解し、還元してアルミナ分を高めたのち、冷却し凝固させ、その塊を粉砕整粒する。Tiイオン、Mgイオンほかの固溶により、いくぶん強靱になる。
アルミナ-ジルコニア
Al2O3- ZrO2二元系は、たがいに若干の固溶限を持つ共晶系で、共晶点に近いジルコニア約40重量%と、ジルコニア約25%との、2種類の電融研磨材がある。共晶の微細組織を持つため、強靱である。
解砕型アルミナ
アルミナ質原料をアーク炉で融解し冷却凝固させるが、その際、粉砕機にかけずに、結晶粒ごとに解砕できるよう、工夫する。粒の破壊の起点になる傷を持たないため、減耗しにくく、精密仕上げ用砥石の原料に使われる。
焼結アルミナ
アーク炉で融解せず、粉末のアルミナあるいはボーキサイトを粒状に焼結させる。硬度は低いが、微晶の粒なので、減耗しにくい。樹脂結合の砥石にして、圧延前のステンレス鋼の傷とりに、もっぱら使われる。必要な粒度ばかりを製造できる利点がある。
ハンドボール
ジーンズ
衛星
フラダンス
白地図
計算化学
茶道
フットバッグ
年金
船舶工学
免疫学
フードテーマパーク
生活習慣病
映画史
スクエアダンス
化学工学
ストリートダンス
地球
人形劇
生態系

製造法 [編集]
研磨材用のダイヤモンドと立方晶窒化ホウ素とは、主に 静的高温高圧法で、炭化ケイ素は抵抗型の電気炉で、電融コランダム塊はアーク炉で、製造される。

そうして作った素材には、未反応原料、副産物、装置材料などの不純物が混ざるので、相応する選別、精製処理を行う。

研磨材は、数mmから数µmの範囲で数十種類の粒度に分けられた粒体ないし粉体であるから、大きい素材は、そのサイズに応じて階梯的に、各種の粉砕機で細かくしてゆく。細かい粒度の粉砕では、たとえば、コランダム質の粉をつぶすのにコランダム質のライニングとアルミナ質ボールとのボールミルを使う、というような汚染防止もできるが、それに先立つ粗い粒はほとんど鉄鋼の刃板の粉砕機で粉砕するので、混入する鉄分を除去する工程が、付帯的に必要となる。磁力選別、酸洗などである。

研磨材の重要な性状のひとつは、粒度の正しさである。粒度がずれていると削る作業の勝手が狂う。粗い粒が混入していると、磨く表面に致命的な傷をつける。

炭化ケイ素およびコランダム質研磨材につき、[JIS R6001:1998 研磨材の粒度]は、径約4mm強から径約50µmまでの「粗粒」の範囲で26段階、径約50µm強から径約3µmまでの「一般研磨材用微粉」の範囲で11段階、径約60µmから径約1µm強までの「精密研磨用微粉」の範囲で18段階、の粒度を定め、それと別に、「JIS R6010:2000 研磨布紙用研磨材の粒度]は、径約2mmから径約60 µm強までの研磨布紙用研磨材「粗粒」の範囲で15段階の、粒度を定めている。径約と苦しくいうのは、研磨材の径は決してパチンコのタマのように一様でなく、正規分布的な幅をもつからである。

JISのいう「粗粒」の範囲の粒度分け(分級という)は、ふるい(篩)で行う。

JISのいう「微粉」の範囲の粒度分けは、一個の球形固体粒子が無限に広い流体中を沈降する場合、その沈降速度は粒子径の2乗に比例するというストークスの式にしたがい、水中の沈降速度の差を利用して行う。

2009年06月01日

シロアリ

シロアリ(白蟻)は、昆虫綱ゴキブリ目シロアリ科 (Termitidae) の昆虫の総称。かつては独立目のシロアリ目(等翅目・Isoptera)に分類されていた。 ただし、旧分類の用語が一段階格下げされることになると、用語の混乱を招く恐れがあるとして、シロアリ目を残そうという提案もされている。
教材 近畿東海 理容 建売 インプラント 信託 生命 リフレ 新築 アロマ 食品 楽器教室 ペット 学校 国内 養毛 九州沖縄 脂肪吸引 投資 仏壇 設計施工 懸賞 美容整形 雑貨 成人病 サプリ 予備校 旅行 スクール 特産物 エイジ アルバイト ホテル 脱毛 金融 介護 建売 ローン 美容整形 飲料水 健康食品 結婚 教育 スポット バスト 交通地図 養毛 増客対策 探偵 行政書士 バイク

植物遺体を食べる社会性昆虫である。熱帯から亜寒帯まで、陸上のほとんどの地域に分布するが、熱帯に種数が多い。

木造家屋などに棲みつき木材を食い荒らす害虫として忌み嫌われるが、自然界においてはセルロースの分解に携わる重要な要素(分解者)として不可欠な存在でもある。

白「蟻」と名がつけられているが、アリとは違って不完全変態のため、幼虫は成虫とほぼ同じ姿である。そして、ある程度成長すればニンフという階級を経て生殖虫(いわゆる羽アリで成虫にあたる)となって巣外へ出て行く。この生殖虫の翅は細長くて柔らかく、4枚がほぼ同じ大きさをしている。「等翅類」という名称は、この4枚ともほぼ同じ大きさをしている翅に因んだものである。この翅は折り重なるように畳んで背中に平らに寝かせることができる。ただしすぐに根元で切れて脱落する。それ以外の個体は終世翅を持たない。

触角は数珠状。口器は咀嚼型。頭部、胸部、腹部はその間でくびれない。腹部は膨らんで柔らかい。日本産のものは巣内にとどまるので白っぽく、足が短く不活発であるが、熱帯のキノコシロアリ類や餌を野外に探しに行くシュウカクシロアリ科の種類では、体色が白ではなく茶褐色や黒っぽいものもいる。それらでは手足も長く活発な種も多い。

2009年04月29日

ドン・コサック軍

ドン・コサック軍(―ぐん、ロシア語:Донское казачье войскоダンスコーイェ・カザーキイェ・ヴォーイスカ)は、ロシア帝国の軍事組織で、コサック軍(コサック兵)のひとつ。帝国内最大のコサック勢力であったドン・コサックによって構成され、南部ロシアや東部ウクライナを中心にその勢力圏を持った。体制派・帝政派のコサックの代表格であり、民衆の弾圧者、また革命への反逆者というイメージが強く形成されてきた。

香水・若返り関連最新コスメチック全国情報ガイド
投資・信託関連ビジネスジャンプ総合
探偵・旅行関連暮らし上手情報
老人ホーム・マッサージ関連最新の医学サイト
おもちゃ・不用品関連買物隊情報
ビジネススクール・予備校関連学習システムサイト
海外・国内・交通地図関連旅行ガイドネット
バストアップ・フレグランス関連コスメチック倶楽部紹介
調査・探偵関連おまかせビジネス紹介
自動車・生活雑貨関連くらしのお手伝い情報

たんにドン・コサック(Донские казакиダンスキーイェ・カザーキ)とも呼ばれ、民族集団のドン・コサックと混同される。民族集団のドン・コサックと軍事組織のドン・コサックは区別するのが本来的であるが、民族集団のドン・コサックとドン・コサック軍とは実質的に重なるため、特に区別せずドン・コサックと呼んでも差し障りはない。

この他、日本語文献内ではドン・コサック兵、ドン・カザーク軍、ドン・カザーキ軍、ドン・コザック軍などとも書かれる。いずれも訳語の問題であり、意味するものは同じである。

その他、ロシア内戦期に関しては白ドン・コサック軍(または白色ドン・コサック軍;Белоказаки Донской армийビラカザーキ・ダンスコーイ・アールミイ)などという呼称も用いられる。「ドン軍の白軍コサック軍(白コサック軍)」という意味であるが、ドン・コサック軍が白軍(白衛軍)としてドン軍(Донская армия)に参加していたため、このような名称で呼ばれた。一方、ソヴィエト勢力に加担したコサックは赤コサック軍と呼ばれ、白ドン・コサック軍が降伏した一部は、赤ドン・コサック軍となった。

2009年04月13日

劉欽(りゅう きん、?-紀元前27年)

劉欽(りゅう きん、?-紀元前27年)は、前漢の人。漢の宣帝の皇子で元帝の弟。淮陽王に封建された。

略歴 [編集]
母は宣帝に寵愛された張倢伃。霍皇后が廃位された後、宣帝は張倢伃を皇后に立てようと考えたが、霍皇后の一族である霍氏が皇太子を暗殺しようとしたことに懲りて、敢えて子を産んでいない者を皇后に選ぶこととし、王倢伃を皇后に選んだ。

劉欽は元康3年(紀元前63年)に淮陽王に封建され、成長すると経書や法律を好み、才能豊かであったので宣帝は彼を愛した。一方、皇太子(後の元帝)は寛大で仁の心の持ち主で儒術を好んでいたため、宣帝は劉欽のことを「真の我が子である」と言って嘆いた。宣帝は皇太子を廃位して劉欽と張倢伃を立てようとも考えたが、皇太子が自分が民間に居た頃の子で、その母の一族許氏を頼っていた恩もあり、皇太子の母の許皇后が毒殺されて母を早くに失ったということも考えると廃位するに忍びなかった。

そこで宣帝は丞相韋賢の子、韋玄成を淮陽王の中尉とし、兄への謙譲の意味を持たせた[1]。

宣帝が死去し元帝の時代になると、劉欽は領国の淮陽に赴任した。当時、既に母の張倢伃は死亡していたが、外祖母と母の兄弟がいたため、劉欽は彼ら張氏一族を淮陽に移住させることを願った。しかし母の兄弟の一人張博は一族の墓を守りたいとの理由で断ったため、劉欽との関係が悪くなった。

だが金に困った張博は、劉欽に元帝の補佐となるよう働きかけると持ちかけ、劉欽も了承して彼に金を工面してやった。張博は娘婿で『易経』で有名な京房と結託したが、京房は元帝に一時信頼されるも宦官石顕らに排斥された。京房と共に張博も諸侯王を悪い道に誘ったとして獄に下され、京房も張博も処刑され張氏は配流された。劉欽も連座して逮捕されそうになったが元帝が止めさせ、諫大夫王駿に元帝じきじきの叱責を告げさせるに留めた。

元帝が死去し成帝の時代になると、劉欽は成帝の叔父であることから成帝に特に厚遇された。劉欽は張博らの事件のことを上書し、張氏一族を配流先から戻して欲しいと願い出た。丞相、御史大夫は以前の事を反省していないと弾劾したが、成帝は恩を与え、配流されていた者を帰還させた。

劉欽は河平2年(紀元前27年)に死亡し、憲王と諡された。子の文王劉玄が後を継いだ。

マッチョ シスター シャンソン ミズバシ ストック オタワ ビピンセット モカシ クアヘン ランプ ジョー たけのこ ハットピン スコー どひ ノーサンキュ ケース ブイカッタ バウハ テイクオフ ジェム デグレー バラモン ライト コモデ ダイナモ いえごん ミドル 陣の風 タブロイド キシレン オー ラテン レディ ムートン クオンツ パペット ユーレカ ホーム ターフビ ジュゴン オフショ パリジャ オフラ ブランド 学園祭 プロッター チャマ ハンドマッ バール

2009年03月29日

ひょっこりひょうたん島

ひょうたん島に子供たちとサンデー先生が遠足に行ったところ、ひょうたん火山の噴火活動の結果、島が流れ出してしまう。子供たちとサンデー先生はこの島で暮らし始めるが、島には次々とへんてこな人が訪れ、またひょうたん島も奇妙奇天烈な所に流れ着いて事件が起きる。

登場キャラクター [編集]
特記する人以外はオリジナル版・リメイク版共に出演。カッコ内は声の出演。
アマウ クチュール カートゥ ヌクレア ロデックス シフォン サーチ気球 ぎおん ミルキー バルコニー シェア クロモジ ジアス ゲードル じょうそう ドキュメ サクラソウ ハーフ デニム フォトジ ちとせ モンター ローブ レモン パラオ キッチュ マンノ ソテツ 江戸一 フェデ バンデージ スムーズ テレオ ドット ヤマブ チューニン オーダー バックミラ ニョリータ ネベ幸 ボール ニビル ギアシフト がかい あかぼり ビューロ ビロウ バンカ ユーラトム シーディー

レギュラー [編集]
ドン・ガバチョ(声優…オリジナル版:藤村有弘、リメイク版:名古屋章):テレビからこぼれ落ちてきた政治家。イギリカ国のドンドン市出身でひょうたん島の初代大統領となる。「みなさ~ん」と大声を上げては事あるごとに演説を行うため周囲からは煙たがられ、また名誉欲に駆られることも多いが、責任感は強い。 
ガバチョの笑い方が「ハタハッハ」になったのは、声優・藤村有弘が「ハッハッハ」の筈が「ハタハッハ」と誤記されているのをそのまま読んだからであるというのも有名な話。
サンデー先生(楠トシエ):情にもろいが、反面男勝りな所もある美人教師。やや教育熱心すぎるところも。薙刀は五段の腕前。
子供
博士(中山千夏):通信簿は5段階評価でオール6、テストは1600回連続満点の記録を達成というあらゆる学問に通じた超天才少年。垂れ目の眼鏡をかけている。ただし、些かペダンチックな側面があり、知識を滔々と得意げに捲くし立てて仲間から顰蹙を買うなど、やや世情に疎い面もある。百科事典をすべて暗記している。なお、リメイク版第1回で最初に登場したキャラクターは彼である。
ダンプ(伊藤牧子):がっしりした体格の行動的な少年。ダンプカーの運転が得意。
テケ(増山江威子):無類の食いしん坊で、「俺、腹減った」を連発するが、料理の名人でもある。頭部がキノコのような形状。
チャッピ(江美京子):三角おむすび型の顔の少女。おてんばで行動的。劇中に「くたばれ男の子」という歌でその心情を吐露した。
プリン(堀絢子):おとなしい美少女タイプ。オリジナル版では、マジョリタンのワニ王子と結婚してレギュラーを降板した。リメイク版では島を去る描写はなく、その後に位置するシリーズにも登場している。
マリー(松島トモ子)本名はマリー・キャッチャーネット・ランニングホーマー。C・S・ランニングホーマーの娘。レギュラーに入ったのは、オリジナル版は「アンコロピン王国シリーズ」。リメイク版は未登場。
キッド坊や(藤田淑子):本名はリトル・キッド。キャプテン・キッドの宝の中から出てきた男の子。口癖は「ケケッ!」。レギュラーに入ったのは、オリジナル版は「魔女リカシリーズ」とリメイク版は「アラビアンナイトの巻」。
トラヒゲ(熊倉一雄):ひょうたん島にイカダで流れ着いた片目の海賊。膨大な物品(盗品)を所持しており、それを元手にトラヒゲデパートを経営している。がめつい性格だが、いざとなると人の良さや情のもろさが出て、なかなか金儲けはできない。海賊友の会の会員だったが、会費を20年分滞納していたため除名された。
マシンガン・ダンディ(小林恭治):シカゴギャング出身。マシンガンから大砲、果ては水鉄砲まであらゆる飛び道具を使いこなし、さらに剣術も得意。口笛も上手い。飛行機で護送される最中に脱出して傘でひょうたん島に降り立ち、そのまま住民に。容貌・行動共にニヒルでクールだが情に厚い面もあり、ひょうたん島の保安官になる。常にサングラスをかけている。島の中央部の丘の上で、ハンモックで昼寝をするのが楽しみ。
ライオン(滝口順平):ライオン王国の王様だったが、その生活に退屈し、ひょうたん島の住民になった。サーカス入団希望。気が弱い。博士と気が合い、行動を共にすることもあった。
ムマモメム(オリジナル版:はせさん治、リメイク版:槐柳二):医師。トラヒゲが持ってきた大金庫に閉じ込められていた。医者としての腕は確かなのだが、「戦争してくれれば患者が増える」など不謹慎な発言も目立つ。次第に出番が少なくなり、中盤で何の説明もなく姿を消してしまう(本当はスタッフ達により、「面白くないから消そう」ということで、説明なしにいきなり消された)。リメイク版では「アラビアンナイトの巻」の冒頭で博士に「島を去った」と説明されたが、詳細は語られなかった。

2009年03月14日

ロワール渓谷

キーワ マラガ エンドロ せきがく ゆずりは シリアス パンパ ミント 春紫苑 ヒッピ マスタ ビューロ シーア ネーム たこあし スミス ビリティ ニッパー パンチ メチエ マフラー ガビアル きがん デュープ ナップ キーポイ うぐい ラティーノ テキスト キミと僕 サイトリー バーミュ マティ たいこう トトス フォーク ジンキケロ バランス フラッペ ルネサ シンシティ メリット トーン ファントム ジャングル エレジー タンク タール 光夜宴 プルーフ

ロワール渓谷(ロワールけいこく)は、フランスのロワール川流域に広がる渓谷。アンボワーズ、アンジェ、ブロワ、オルレアン、トゥールといった歴史上の重要都市が点在し、また何よりも数々の名城が現存していることから「フランスの庭園」の異名を取る。また、かつての宮廷が多く置かれ、典雅なフランス語が発達したことから「フランス語の揺籃地」とも呼ばれる。

2000年にメーヌ川からシュリー=シュル=ロワールまでの渓谷の主要部分がユネスコの世界遺産に登録された(登録名は「シュリー=シュル=ロワールとシャロンヌ間のロワール渓谷」)。なお、これに伴い、1981年に「シャンボールの城と領地」(Chateau and Estate of Chambord) として単独登録されていたシャンボール城は、この物件に包含されることとなった。

300をこえるロワールの古城のうち初期のものは、元来中世に城砦として建造され始めたものであった。例えば、1429年にフランス王シャルル7世とジャンヌ・ダルクが最初に対面したシノン城も、もとはイングランド王ヘンリー2世が軍事的理由によって築いた城塞であった。

ルネサンス期のフランソワ1世の頃から政治の中心はパリに移されたものの、ロワール渓谷はなおも王族とかかわりが深かった。例えば、ルイ12世のときに大改修が行われたブロワ城は、続く歴代の王フランソワ1世、アンリ2世らにも使われ、ギーズ公アンリが殺害された1588年の三部会の舞台ともなった。また、ロワール渓谷最大の城であるシャンボール城、美しさで知られるシュノンソー城やアゼ=ル=リドー城などが築かれたのもこの時代である。

ルイ14世の頃からはヴェルサイユ宮殿の存在によって、ロワール渓谷の政治的な重要性は失われたが、その後も改修などは継続されたため、主要な城は廃れることはなかった。ただし、フランス革命期には多くの城が破壊され、盗難にも見舞われた。

主要な城 [編集]
アンボワーズ城
アンジェ城
アゼ=ル=リドー城
ブロワ城
ラ・ブルデジエール城
シャンボール城
ショーモン城
シュノンソー城
シャトーダン城
シュヴェルニー城
ランジェ城
ロシュ城
ムナール城
モンソロー城
プレシ=ブレ城
ル・リヴォー城
ソーミュール城
シュリー=シュル=ロワール城
タルシー城
トルセー城
ユッセ城
ヴァランセー城
ヴィランドリー城

2009年02月25日

御崎市で起こる一連の事件の契機となる


バース むぐら ティラミス スカーレット テキーラ 吉日 メルルー ももいし 高潔 サーチ花粋 オーラップ フロア ブイヤ マデイラ シュロ コムタン 滝の白糸 西村 ネガ トール いこて ツリフネソ ミドル マインド ビッグ ラット レックス 夾竹桃 キエフ ラクーン ブルガリ チョッパー メンデル バリウ モルガ ピュアコ バグダッド ひおき マイナ トウガラシ なんぽろ ライフボート ルミッ リアダ ステロール ジャスミン 水玉シャツ ジャンボ シプル パスボール
無所属の“王”
“狩人”フリアグネ(かりうど)[Friagne]
声:CD 松風雅也/アニメ 諏訪部順一
“紅世の王”。炎の色は薄い白。悠二をトーチにした元凶。御崎市で起こる一連の事件の契機となる。近代以降では五指に入るであろう強力な“王”(作者からも、本来なら第一巻に登場させるには強力過ぎる敵、と評されたほど)。愛する“燐子”のマリアンヌを独立した一個の存在とするため、御崎市にて秘法『都喰らい』を行い膨大な“存在の力”を得ようとしていた。人形好き。人化の自在法を使わない本性の姿は鳥だと推測されている。
フレイムヘイズに対しては、炎を消し去る指輪型宝具『アズュール』とフレイムヘイズの内に眠る“王”を目覚めさせ器を破壊する銃型宝具『トリガーハッピー』をメインに戦い、さらに宝具の武器を持った“燐子”(アニメ 新井里美)の軍団やそれらを爆破させるハンドベル型宝具『ダンスパーティ』や武器殺しとも呼ばれるコイン型の宝具『バブルルート』など、様々な宝具を駆使する。作者曰く、フレイムヘイズに対しては、最古参で歴戦のフレイムヘイズであるカムシンでも苦戦する程の強さであった。だが、彼の戦術は炎をほとんど使えない代わりに白兵戦に圧倒的に長ける『変わり者』のシャナにはほとんど意味を成さず、さらに最終段階まで進んでいた『都喰らい』の布石を崩さないために行動を大幅に制限され、また多くのフレイムヘイズとの戦いの経験による油断と坂井悠二の存在を軽視、挙句の果てにシャナは内に眠る“王”が目覚めても死ななかったため、“紅世の王”として顕現したアラストールに討滅されてしまう。しかし、これらのいくつもの要素が一つでも欠けず偶然にもそろっていた為に勝利することができたという、綱渡りの勝利であった。原作(劇場版)と第一期アニメでは死に様が異なる。
フレイムヘイズ側からは、“狩人”の真名を『フレイムヘイズを狩る狩人』としての意味で用いられる事もあるが、フリアグネ曰く本来は“狩人”の真名は、『物事の本質を見抜く』能力を持つが故の、宝具の収集家(コレクター)である事を意味し(ただし、この世と“紅世”の狭間の産物である宝具はトーチ同様、“紅世”には存在しないため、これはフリアグネの勝手な解釈である思われる)、その能力から入手した宝具の能力や使用法を即座に看破でき、状況に応じて様々な宝具を使用する。多くの宝具はシャナとアラストールにより破壊されたが、戦闘用以外の宝具は彼の死後もいくつか遺され、御崎市のデパート高層階に置かれていた宝具『玻璃壇(はりだん)』は、彼の死後はマージョリー・ドー達が御崎市内の“存在の力”を見るために使用していたが、後に元の持ち主である“祭礼の蛇”坂井悠二によって奪還される。
エノク書に同名のデーモンが登場する。
なお、彼は挿絵を担当するいとうのいぢのお気に入りのキャラであるらしく、その後番外編などの狂言回しとしてしばしば登場している。彼らの「なんでも質問箱」はDVDにも収録。
マリアンヌ
声:アニメ こやまきみこ
フリアグネに「可愛いマリアンヌ」と呼ばれる“燐子”。元は粗末なこの世の人形だったが、トリノで馬車から捨てられた所を偶然見かけたフリアグネが、あまりに可憐なその姿に心に雷霆億激の如き衝撃を受け一目惚れ、その後色々あって高度な“燐子”になって愛し合うようになったらしい。自立した高度な意思を持ち宝具を使える、珍しい“燐子”。なお、フリアグネ一党の“燐子”は作り手たるフリアグネの卓越した技量・強大な力のために全員が他の“徒”の“燐子”に比べて非常にハイスペックであり(ヴィルヘルミナに一手駒としては破格の強さであると言わせる程)、その中でもマリアンヌはそこらの“徒”など全く問題にならない程の大きな“存在の力”が注ぎ込まれていた。宝具まで使える程に高度な“燐子”は作中では彼女達とドミノのみである。原作(劇場版)と第一期アニメでは死に様が異なる。
記者会見時に使用するためにスタッフが作った彼女の人形は髪が伸びていっているらしい(『劇場版灼眼のシャナ』ディレクターズカット版コメンタリーより)。
ニーナ
声:CD 浅野真澄
“狩人”フリアグネ配下の“燐子”の一体で、猫の人形型の“燐子”。フリアグネの5918番目の“燐子”。主であるフリアグネを強く慕い、主亡き後に、執念から“ミステス”悠二を襲い、シャナに戦いを挑み討滅される。漫画版では、その際にニーナが悠二に吐いたセリフは、II巻前半での悠二の心の惰弱さの原因の一つとなった。このエピソードは外伝扱いであり、CDドラマ版が初出となる。それを小説としたM巻収録の「ノーマッド」と、漫画版に登場している。アニメには未登場。
“探耽求究”ダンタリオン(たんたんきゅうきゅう)[Dantalion]
声:アニメ 飛田展男
“紅世の王”。炎の色は馬鹿のように白けた緑。通称「教授」。やけにハイテンションな口調や仕草が特徴的。この世と“紅世”に関する研究と実験と発明に生き甲斐を感じ、そのためなら自分の命すらも捨てるマッドサイエンティスト。ガサガサの長髪の長い白衣を着たひょろ長い男で、太いベルトのようなものを体中を巻きつけ、首にカメラやメモ帳、双眼鏡や拳銃など様々なものを紐でぶら下げている。鋭すぎる目をしているらしいが、分厚い眼鏡をしているため隠れている。ちなみになぜか近眼。行動が荒唐無稽で凡人には理解不能(たまに自分でもわからない時があるらしい)の超が付く程の変人だが、才能に溢れ、自在法などに関しては天才であり、さらに力そのものは強大な“王”である為、最も始末に負えない“徒”。性格と信条上、敵が多いため、逃げ足は誰よりも速く、「意表をつく」という点では世界でも指折りの“王”。人間の姿をしているが、腕や腰などの関節がありえない方向にありえないほど曲がったり、伸びたり手をマジックハンド状に変化させる事もある。[仮装舞踏会]と深い繋がりを持ち、教授の興味と組織の目的が合致した時は客分待遇として組織の中核に関する事柄を請け負っているが、興味の移り変わりやトラブルによって逃げ出しては、必要な時にベルペオルに連れ戻されている。シイタケが嫌いだが、ベルペオルとサーレはそれ以上に嫌っている。
本来自身のみに行われる『顕現』を、『他の物体』として具現化し永続的に実体化させるという特異な能力を持ち、その能力と独自の理論体系によって創造された『我学』を用いて様々な実験を行う。彼の作った有形無形の実験物は『我学の結晶』と呼ばれ、教授が生み出した『素材』をこの世の道具に組み込むことで作り出される(この『素材』は大抵が使い道のないガラクタである)。実験物には『我学の結晶エクセレント(通し番号)』というシリーズ名が付けられ、その数は既に数万に及び、大部分は性能自体は無駄に良いものの、製作目的や効果が珍妙だったりと、周りに迷惑な物が多い。その他にも自在法の研究も度々行っており、教授が途中で飽きて放り投げた物が他の自在師によって効果的に作り直され、広く普及したこともある(封絶の自在法など)。
無駄が多い様々な自在法を創っているが、教授は自在師とは呼ばれていない。
基本的に悪意は無いのだが、相手が誰だろうとどうなろうと気にせずに自らの興味のまま行動するため、いたる所でトラブルを頻発させている。剣をドリルに改造、自爆装置のスイッチが目の前にあるとつい押してしまう、手をやたら飛ばすのが趣味など、独特の嗜好も持つ。
自分の研究のためであればフレイムヘイズに協力することもあり、協力者を新たに思いついた実験で破滅に追いやる等の数々の問題行動も見られ、フレイムヘイズのみならず“紅世の徒”の中にも彼を恨んでいるものは多いが、実験の巻き添えで振り回された者の大半が二度と出会いたくないと考えており、積極的に討滅しようとするフレイムへイズもほとんどいない(レベッカは名前を聞いただけで顔を引きつらせ、カムシンも「百年に一度出会うだけで災難」と評するほど遭遇を嫌がっている)。二十世紀初頭にはハワイで[革正団]サラカエル一味に協力していた。
その中でも『契約のメカニズムの研究』を目的として行われた『強制契約実験』では、強制的に契約をさせられた“紅世の徒”達の多くが両界の狭間で歪みに飲み込まれて消滅、運良く無事に人間と契約できても、無理やりフレイムヘイズにされた人間は、使命感を欠片も持たず実力さえ伴わない事もあった有象無象の“徒”を内に秘める事になり、世を乱してフレイムヘイズに殺される、何も理解できぬまま“徒”に殺害される、人間に迫害され発狂し自殺するなど、人間側の被害は元より、“徒”側も天敵であるフレイムヘイズを無駄に増やされ、同胞達を虐殺され、教授以外誰も喜ばない大惨事となった。結果的に強力なフレイムヘイズ(鬼功の繰り手サーレ・ハビヒツブルグ)を生み出してしまった事も、教授への怨嗟の声を高める一因となっている。
御崎市で『調律』に対して『逆転印章(アンチシール)』を起動させ、極限の歪みを作りどんな結果になるか、という実験を試みるがフレイムヘイズ達に阻止され失敗に終わった。その後はベルペオルに『零時迷子』を餌に『星黎殿』へ連れ戻され、ヘカテーが持ち帰った『大命詩篇』の一篇を解析・実働させたり、[仮装舞踏会]全構成員への大命布達での技術面での解説を任される等、[仮装舞踏会]に協力している。『大命』が第二段階へ移行するに伴い、持てるだけの機材を厳選して“祭礼の蛇”坂井悠二らと共に『久遠の陥穽』に同行する。
アニメ第一期終盤では[仮装舞踏会]と共に、無限に“存在の力”を生み出し続ける『渾の聖廟』を製作し、第二期終盤では再び[仮装舞踏会]と共に本来“紅世”で生まれる“徒”をこの世で生み出そうとする実験『敷の立像(ごうのりつぞう)』を始めたが、二回ともシャナたちによって阻止されている。
ソロモン72柱の一人にダンタリオンという同名の悪魔が登場する。
ドミノ
声:アニメ 加藤奈々絵
ダンタリオンの助手を務める“燐子”。膨れた発条に大小の歯車で両目を付け、頂にネジ巻きを刺した頭部と、ガスタンクのような鉄の胴体に(いい加減にそれらしく作られた)細長い機械仕掛けの腕と短い足をつけたロボットの姿。正式名称は『我学の結晶エクセレント28-カンターテ・ドミノ』。語尾に「~でありますです」とつけるなど、妙な敬語を話す。一言多いタイプで、ダンタリオンに余計なツッコミを入れてはその都度(時には何もなくても)つねられる。温厚で“徒”には常に敬意を払う性格だが、主人であるダンタリオンの研究を否定する者には怒りを表す。宝具を使用できるなど、(実は)かなり高性能な“燐子”。首だけになっても活動可能。『大命』が第二段階へ移行するに伴い、教授に付き添う形で“祭礼の蛇”坂井悠二らと共に『久遠の陥穽』に同行する。
ナンバーが28なのは恐らく鉄人28号のパロディ。
アニメ版では機械仕掛けの“燐子”と位置付けられ「フレイムヘイズはその気配を認識できない(御崎市駅潜伏時)」という特性があった。アニメ版には彼(?)の量産型のような「27 1/5」も大量に出現した(1つ1つに意思はなく、ダンタリオンの機械から発せられる“存在の力”で動いている)。
“髄の楼閣”ガヴィダ(ずいのろうかく)[Gavida]
“紅世の王”。炎の色は乳白色。人間に対し好意的な“徒”として有名であり、世話好きで人情に厚い。人間の作り出す「芸術」の魅力に取り憑かれて以降、人間と協力してさまざまな宝具を作り出した老成の“徒”。姿は六本腕の板金鎧で、柄の長い大金槌『キングブリトン』を武器とする。かつては無数の敵を叩き潰したらしいが、元々戦いは得意でも好きでもなく、実戦から長く遠ざかっていた。
芸術に惚れこんで人間好きとなった後、人間を喰らわなければ顕現出来ないという邪魔な「“徒”」としての立場を取り払い人間と芸術について語らうために、“存在の力”を消耗せずにこの世に自らを留め置く宝具『カイナ』を作りあげた。[仮装舞踏会]と協力関係にあった事もあったが、とある変人(恐らくは“探耽求究”ダンタリオンである)が絡んだ騒ぎをきっかけとして袂を分かち、『天道宮』の『カイナ』の上に身を留めて隠居していた(その際、代償として『天道宮』と同時に造った『星黎殿』を譲り渡している)。
『大戦』の折、人間の親友であるドナートからの言伝をリャナンシーに伝えるために『天道宮』を取り引きによってフレイムヘイズたちに貸し、その後『天道宮』に侵入してきたチェルノボーグによって討滅される。
なおマティルダたちが『天道宮』を借り受けに行った際、ガヴィダは『天道宮』と『星黎殿』を迂闊に近づけてはいけないという忠告とその理由を話した。それを聞いたヴィルヘルミナは数百年後、『星黎殿』に拉致されたシャナを奪還する為に、海中に没していた『天道宮』を浮上させて『星黎殿』内部と繋がる通路が修復する距離まで『星黎殿』に接近させ、修復した通路からカムシン、レベッカと共に『星黎殿』へと突入した。
ケルト神話にゴヴニュの別名をもつ同名の鍛冶神が存在する。
“彩飄”フィレス(さいひょう)[Pheles]
声:アニメ 井上麻里奈
“紅世の王”。炎の色は琥珀色。人間に対し中立の立場を取り、フレイムヘイズの友人も多く、時には協力もする。“ミステス”である『永遠の恋人』ヨーハンと二人で『約束の二人(エンゲージ・リンク)』と呼ばれる。ヨーハンとともに『零時迷子』を作った。外見は黄緑色の長髪の華奢な美女で、各所に布を巻き付けたツナギのような服を着ている。両肩の人または鳥の貌を象ったプロテクターと両手の無骨な手甲はいずれも強力な武器らしい。『約束の二人』は共に強大な実力の持ち主であり、さらに決して人間を喰らわないという誓いを立て、ヨーハンから供給される“存在の力”のみで顕現を維持し続けていた為、これまではフレイムヘイズ・“徒”のいずれとも真っ向から敵対することがなかった(多少のいざこざはあった模様)。
本編の二年ほど前に、彼女らと間違えられて“壊刃”サブラクの必殺の罠にかかってしまったヴィルヘルミナ・カルメルを助け、その後二年以上行動を共にし友情を育んだ。その後も執拗に付け狙うサブラクをヴィルヘルミナとの協力によって逃れ続けた。しかし本編開始の少し前に襲われ敗れ、その際に瀕死の重傷を負ったヨーハンを助けるため、彼を『零時迷子』に封じ込め『戒禁』を施し無作為転移を行い、自らは友を助けるためにサブラクとともに自在法『ミストラル』で転移して瀕死のヴィルヘルミナの逃走の時間を稼いだが、その為『零時迷子』に生じた異変を知る事ができなかった。その後は探査の自在法『風の転輪』によって世界中で『零時迷子』を捜索していた。
清秋祭の一日目に『風の転輪』により『零時迷子』を発見、シャナたちを傀儡で欺き、友であるヴィルヘルミナのことも彼女を助けるために動いたことでヨーハンの異変を知ることが出来なかった後悔から切り捨て、悠二を分解してヨーハンを取り戻そうとするが、悠二の中から突然『暴君 II 』の右腕が現れてフィレスを貫いた為に失敗に終わる。その後、一時的に悠二から変化したヨーハンに説得されて悠二の分解を断念し、ヨーハンに頼まれた何らかの仕事を果たすために御崎市を去る。去り際、一美に宝具『ヒラルダ』を授けるが、その真意は不明。
風を操る技を得意とし、人間同士の接触によって伝達を続け、その際の走査で目標物を探索し、目標物を探し当てると伝達経路上の“トーチ”から僅かずつ集めた“存在の力”で意識を憑依させた傀儡を形成し本体の到着まで状況を調査、調整する独自の自在法『風の転輪』や、周囲に発生させた風に自身の気配を宿らせ相手を包み込む事で、相手の気配察知や“存在の力”の流れの見極めを妨害した上で攻撃する自在法『インベルナ』を使用し、優れた自在師であるヨーハンと協力することでさらに戦闘力は増す。本編開始の二年前には、周囲に砂塵混じりの地を這う巨大な竜巻を作り出す風の自在法『カラブラン』を編み出していた。
ヴィルヘルミナ曰く、彼女はデタラメで明るく楽しい女性らしいが、ヨーハンが傍にいないと途端に機嫌が悪くなる。
第二期アニメに登場するが、アニメでは『零時迷子』が無作為転移した時にヴィルヘルミナが所用で離れていて行動を共にしていなかったので、サブラクが『零時迷子』に自在式を打ち込むのを目撃していた。またフィレスの本体が到着した時にシャナたちをこき下ろすなど、ヨーハンのために手段を選ばないだけでなく、他人を見下し貶す冷酷な性格になっている。
ドイツの民間伝承にメフィストフェレスという似た名前の悪魔が登場する。
“壊刃”サブラク(かいじん)[Sabrac]
声:アニメ 黒田崇矢
“紅世の王”。炎の色は茜色。依頼を受け対象を抹殺する、文字通りの「殺し屋」で、数多のフレイムヘイズを屠ってきた強大なる“王”。護衛などの殺し以外の依頼を請け負うこともある。マントを纏い、全身をくまなく厚手の革つなぎとプロテクターで覆い、長髪を立て、顔を長いマフラー状の布で隠した長身の男。普段は思考も言動も全てが長口上。よくブツブツと喋っているが、大半は相手に語りかけているのではなく自分の思考を垂れ流しているだけである。かなりの不平屋であるものの、怒るという場面はそうそう無いらしい。
殺し屋を行っているのはたまたま自分の在り様がそれに向いていたというだけの理由で、今のところは依頼達成の快感のため行動しているが、サブラクは“徒”には珍しく明確な欲望も望みも持っていない。また刃物収集家であり、戦闘時に使用する武器は全て彼のコレクションで、宝具ではない普通の武器であり、殺し屋としての依頼にも剣を報酬としている。しかしそれは嗜好品程度で、愛着はあるものの気に入っている物以外は使い潰しても平然としている。一時期、“探耽求究”ダンタリオンに雇われていたが、秘蔵の剣である宝具『ヒュストリクス』を「イカレたからくり」(正式名称は『浪漫の結晶ドォ――リル付き西洋風の両手剣』)に改造され激怒し、袂を分かった。教授の方も自身の発明を「イカレたからくり」と言われたことで激怒し、現在もお互い仲が悪い。
初撃に限定されるが、“徒”やフレイムヘイズにすら彼自身の存在と攻撃の予兆を全く感じさせず、複数個所に絶大な範囲と規模と威力の同時攻撃を行えるという特性を持つ。完全な不意打ちで放たれる洪水とも思えるような炎の濁流と、その炎に混ぜた無数の剣による攻撃、さらにそれらで傷付いた箇所を時と共に広げていく自在法『スティグマ』により、初撃で並の者ならば即死、強者であっても運任せで、生き残ったとしても無傷では済まず、『スティグマ』の効果で傷を深められ、そのまま放置すれば死に至り、初撃の後に現れるサブラクとも戦わなければいけないという恐ろしく厄介な“王”。さらにサブラク自身もヴィルヘルミナですら四半分間違えば死に直結する程の非常に卓越した剣士であり、加えて初撃と同等以上の威力と規模の無数の剣を混ぜた津波のような炎を自在に操る力と、攻撃が当たっていないとさえ錯覚するほどの異常な耐久力を持ち、初撃の不意打ちを除いても非常に強大な戦闘力を持つ。正面から戦闘を挑めば、『スティグマ』の効果とサブラクの圧倒的戦闘力・持久力によって倒されてしまうが、反面、サブラクは広範囲に効果を及ぼす“王”には珍しく人一人分程度の知覚能力しかないため、姿を現した後は初撃のような広範囲の一斉攻撃は行わず目の前の敵に対処するのみで、また出現地点から遠くへ逃げると追ってこないため、(困難だが)初撃をかわしその後のサブラクの攻撃から逃れる実力があれば、逃げることだけは容易く出来るという極端な特徴を持つ。
その正体は街の大部分を蓋えるほどの桁外れに巨大な体と力を持ちながら、感覚域は人間サイズという非常にアンバランスな体の“徒”。自らの存在を薄く広範囲に浸透させる事で気配を察知させず、フレイムヘイズや“徒”に気付かれずに完全かつ強力無比な不意打ちを初撃のみ、自らを浸透させた地域に限り行える。また、初撃の後に現れる『実体を持った“紅世の徒”』として実際に姿を見せるサブラクは、意思総体ではあるものの、本体のほんの一部をそれらしい形にした人形でしかないため、不死身のような耐久力を発揮し、さらに広範囲に浸透させているがゆえにその範囲内の人間を戦いの最中に容易に喰らう事もできるため、持久力も高い。まともに倒そうとすればサブラクが浸透している範囲全てを凄まじい破壊力によって消し飛ばさなければならないため、やはり圧倒的な耐久力ではあるが、人形のサブラクにはサブラク全体を統御する意思総体が宿っているため、人形のサブラクを全体から切り離して消滅させれば、他の全体も無力化することができる。その殺し屋としての戦闘スタイルゆえに、戦争などの所を定めない広域・大規模な戦闘は不向き。
非常に強大な力を持ちながら、正体を隠して一方的に相手を嬲り殺すという戦法を取るのは、「陰にこもる」というサブラクの“徒”としての本質の現れである。
[仮装舞踏会]に雇われ、ベルペオルから依頼を受けて、『約束の二人』とヴィルヘルミナを執拗に追い続け、『零時迷子』に『大命詩篇』の一篇を打ち込んだ。クリスマス・イヴにベルペオルからの二度目の依頼を受けて、御崎市滞在中のフレイムヘイズ三人に初撃で大打撃を与え、“ミステス”坂井悠二に『大命詩篇』を打ち込む。その後のヴィルヘルミナとの交戦中、悠二に不死身とも思える耐久力とその体の正体・対処法を見破られ、『スティグマ』破りの自在法を編み出された事や、これまで一度も追い詰められたことがなかったために油断して敵を侮っていた事などもあって、悠二とフレイムヘイズらの連携によって敗北。しかし討滅されたわけではなく、ビフロンスの『非常手段(ゴルディアン・ノット)』に込められていた転移を使ってその場を逃れた。以降は『星黎殿』に留まっており、『大命』の第二段階への移行に伴い、“祭礼の蛇”坂井悠二らと共に『久遠の陥穽』へと護衛役として同行する。“祭礼の蛇”のことは儀礼上、拝してはいるものの臣下として仕えるつもりはない模様。
そして盟主たちとは離れて『詣道』の途中に一人留まり、宿敵との決着とメアの仇討ちを誓いながら、シャナとヴィルヘルミナが追ってくることを願い、『詣道』に侵入してくるフレイムヘイズたちを待ち構える。
“戯睡郷”メアとは知り合いで、かつて気紛れから共に旅をしたことがある。“逆理の裁者”ベルペオルから行き逢った際に得た『零時迷子』の“ミステス”の情報を与え、その後会う約束をしていたらしい。弱小の“徒”であるメアが強者のシャナに挑むことを止めさせようとしていたが、結局止められなかった。ベルペオルからの二度目の依頼を受けたのは、情報を与えた結果メアを死なせてしまった事に対する自分なりのけじめと、それに伴うメアへの弔いのためであった。サブラク自身は何故メアのことが気に掛かるのか分かっていない。旅の代償として貰ったメアの形見となった粗末な短剣を今も大事に持っている。
第二期アニメにも登場するが、登場する時期が原作より早くなっており、サブラクがベルペオルからの二度目の依頼を受ける場面も省略されている。
ソロモン72柱の一人にサブナックという似た名前の悪魔が登場する。
“皁彦士”オオナムチ(そうげんし)
“紅世の王”。炎の色は代赭色。外伝『ヴァージャー』に登場。巨大な百足の姿をしている。古代より長きに渡って世界中を荒らし、強力なフレイムヘイズを幾人も倒してきた強力な“王”。自らの巨体の有利不利を知り尽くし、小細工は使わず、自らの身体を武器にした直接攻撃と、全身の至るところから放たれる強力な炎を併せて戦う。また、普通の百足と同程度の大きさの百足型の“燐子”を無数使役しており、まともな知性や戦闘力も持たない代わりに微弱すぎて気配の察知が困難なそれらを見張りとして配置・利用し、また森から動けない自身の代わりに“存在の力”を刈り取らせている。
かつて古代日本のとある山を住処としており、フレイムヘイズに敗北し追われて以降、世界を流浪していた。後に宿敵であったフレイムヘイズとの幾度かの交戦を経て、ついにこれを討ち果たすが、不可思議な虚脱に陥る。しかし、それまで軽くあしらってきたクレメンス・ロットとセシリア・ロドリーゴとの四度目の交戦で、二人が予想外に腕を上げていたことで、二人を新たな好敵手として認めて生き甲斐を取り戻す。クレメンスの発言からヤマベとはライバル関係にあった模様。
『ヴァージャー』の一年前、クレメンスを倒した際、彼がフレイムヘイズとして契約した頃にオーストリアの森の村に残した遺品をセシリアに見せないよう探して壊すことを頼まれるが、なぜか探しはしたものの壊さずにおり、遺品を探そうとやって来るセシリアを阻むために森に陣取っていた。以来、セシリアの救護要請を受けて外界宿から四度に渡って派遣された討ち手ら五人(内、四度目の二人は腕利きの討ち手であった)を屠ってきた。そして、ピエトロ・モンテヴェルディからオオナムチ討滅の依頼を受けた『贄殿遮那』のフレイムヘイズと名乗っていた頃のシャナと激突し、シャナを足止めに利用して遺品が入っている木箱を取ろうとしたセシリアに対して、自分でも理由がわからぬまま逆上して殺害する。そしてセシリアが死んでも消えずに在り続けていた遺品を見て、それがセシリアだけにではなく、彼らと自分が長く共に在り、結び合わされた証であることに気付き、同時に箱を壊さなかった理由と逆上した理由を悟る。その証を守るために再びシャナと激突し、討滅される。
日本神話に、大国主神(オオクニヌシノカミ)の別名をもつ、大穴牟遅神(オオナムチノカミ)という同名の神が登場する。

2009年02月09日

アブサロム/アビシャグ/アベド・ネゴ

アブサロム(ヘブライ語:אַבְשָׁלוֹם、「父の平和」の意)は旧約聖書の『サムエル記』に現れる人物でイスラエルの王ダビデの三男。イスラエルのうちでその美しさをたたえられ、自分でも自らの美しさにゆるぎない自信を持っていた。父ダビデ王に対してクーデターを起こしたが、最終的に敗れて殺害された。
キネテ 紅葉の旅 菊座おり しぼり キューシ チェリー シンボル オートキプ ニース オレン よぶすま ラン タイト フォール オムレツ フーガ グマー ディム ドナルドック かみす ラビ ふじ豆 エッグ エッジボール レプラ タロッ 全国通 タウン ガーネット スイッチ デニム マハラ ロール コロンブス タスク フェーン パツ バルカン スケッチ タロー プレッピ ロッタリ メッキ しとみや スイー ロード ハドロン ゆうじょ テーベ

生涯
ダビデには複数の妻がいた。その一人でゲシュルの王タルマイの娘マアカから生まれたアブサロムは妹のタマルを愛していたが、異母兄のアムノンがタマルを手ごめにしたことに激怒した。二年の間、機会をうかがっていたが、バアル・ハツォルに兄弟たちをすべて集める席を設けて、そこへ手下を送りアムノンを殺害した。(『サムエル記』下13章)アブサロムは母方の祖父であるタルマイのもとへのがれ、三年後に許されてダビデの元に戻った。

四年後、アブサロムは周到な準備をした上で父ダビデに対して叛旗を翻し、ヘブロンで挙兵した。当初、叛乱は成功するかにみえた。イスラエルとユダヤの民はアブサロムを支持し、ダビデの下にとどまったのはクレタ人とペレティ人、ガト人のみであった。ダビデは都落ちを余儀なくされた。祭司たちは都にとどまり、祭司たちの息子ヨナタンとアヒマアツがダビデに情報を送ることにした。

アブサロムはエルサレムに入城し、智謀で知られたアヒトフェルを軍師として迎えた。アブサロムはダビデを追跡し、ダビデはヨルダン川の向こう岸へとのがれた。ダビデはあらかじめアルキ人フシャイをアブサロムの元に送り込んでおり、アヒトフェルとアブサロムの離間を図った。アヒトフェルが「できる限り早くダビデを追跡して捕らえるべきだ」と進言した際も、フシャイが「軍勢を終結させてから確実に攻撃するべき」と正反対の献策を行ったため、アヒトフェルの策は採用されなかった。こうしてダビデは最大の危機を逃れ、アブサロムへの反撃に必要な軍勢を集める時間を稼いだ。ダビデを討つ機会が失われたことを知ったアヒトフェルは失望し、自殺した。

兵を集めたダビデは反撃に転じ、アブサロムの兵士とエフライムの森で激突した。この戦いでアブサロムの軍勢は完敗し、アブサロムはラバに乗って単身戦場から逃れようとした。しかし、アブサロムの自慢の長い髪が低い枝にひっかかり、木の間に宙吊りになった。ダビデは部下に対し、アブサロムに手を出さないよう厳命していたため、これを発見した部下は手を出さずに上官のヨアブに知らせた。

ダビデの腹心だったヨアブは駆けつけるとしり込みする兵士たちの前でアブサロムの心臓に棒を突き刺し、手下と共に止めを刺した。ダビデは自分に対して叛旗を翻したにも関わらずアブサロムの死を聞いて慟哭した。アブサロムは王の谷に自らの碑を建てていたので、その名前が歴史に残された(現在のエルサレムにも「アブサロムの墓」というものがあるが、後代に作られたものである)。

アビシャグ(英:Abishag)は、紀元前10世紀ごろの古代イスラエルの美少女。

列王記上第1章第1節~第4節によると、晩年のダビデ王は老齢のため服を重ね着しても体が温まらなくなったため、臣僕たちはダビデに若い処女を抱かせて体を温めようと考え、イスラエルの四方に美しい処女を求めた。その結果、見いだされたのが、シュネム(英:Shunem)の美少女アビシャグであった。彼女はダビデの左右に侍してつかえたが、性交することはなかったという。

列王記上第2章第14節~第25節によると、ダビデ王の死後、ソロモン王が後を継いだ。ソロモンの異母兄であったアドニヤは、美しいアビシャグと結婚したいと思い、ソロモンの母であったバト・シェバに対して、ソロモンの許可が得られるよう取りなしを頼んだ。バト・シェバは快諾し、ソロモンのところに行き、異母兄の婚姻を認めてやるように頼んだ。ソロモンは、アドニヤは王位に対する野心を抱いているからこんなことを言い出すのだと憤慨し、その日のうちに人をやって、アドニヤを殺させた。

ソロモン王の作と伝えられる雅歌のヒロインはアビシャグであるという説、また、ソロモンが兄を殺した理由はアビシャグを自分が欲しかったからだとする説もある。

アベド・ネゴ(アザルヤ)は旧約聖書のダニエル書に登場するユダヤ人。ユダヤ名がアザルヤで、アベド・ネゴはバビロンの宮廷でつけられた名前である。ダニエル書の伝えるアベド・ネゴの物語は以下のようなものである。

紀元前六世紀、エルサレムを陥落させたバビロンのネブカドネツァル王は、自分の占領行政の官吏を養成するため、ユダヤ人の「王族と貴族の中から、体に難点がなく、容姿が美しく、何事にも才能と知恵があり、知識と理解力にとみ、宮廷に使える能力のある」(ダニエル1:4)少年たちを選び出して連れてこさせ、カルデア語を学ばせた。

アベド・ネゴと呼ばれることになったアザルヤはその一人であった。彼はベルテシャツァルと呼ばれたダニエルをリーダーとする四人組の一人で、四人は異邦人の地にあっても唯一の神への信仰を守りぬき、「異邦人の肉類と酒で自分を汚すまい」(ダニエル1:8)と誓っていた。彼ら四人はぬきんでて優秀であったため、王に仕えて重用された。

アベド・ネゴはダニエルが王の見た夢の謎を解き明かしたことでバビロン州の行政官に任命された。

ネブカドネツァル王が金の像をたてて、これを拝むよう命令を出したとき、唯一の神を信じていたアベド・ネゴはそれに従わなかった。そのため、同じように像を拝まなかった仲間のシャドラク(ハナンヤ)、メシャク(ミシャエル)と共に燃え盛る炉の中に縛られて生きたまま投げ込まれた。しかし三人は焼け死ぬことなく、火の中を自由に歩いた。やがて王に呼ばれると髪の毛も燃えることなく火の中から出てきた。これに驚いた王は彼らの信じる神をたたえ、三人を元の地位に戻した。

2009年01月23日

4コマ漫画

4コマ漫画(よんこままんが)は、コマを4つ使ってひとつの話をつくる日本の漫画の形式の一つ。

最小限のストーリーを描くものとして、古くから定着している形式である。

縦に1列に並べた4コマを起承転結の配置とし、4コマ目にはオチを配置するのが基本的な表現形式である。縦でなかったり、1列に2コマ、あるいは2列構成などの場合もある。また都合上、5コマ(2列で5コマ目が他のコマの4倍)、3コマ(序破急)、8コマなどにコマ数が変動することもある。最近は、3コマ目にもオチを配置した2段オチと呼ばれるものや、本来は内容の表題であった小見出し(サブタイトル)もオチの要素とするもの(4コマ目まで読んで初めて小見出しの意味がわかるもの)など、必ずしも起承転結に沿わない形で笑いを取るものも多い。
ナビイサク シュレッ ながしの ステータス プロト イ短調 スプリ ジスト タープ ルテイン リストア スープ オプティ フェア マグナム プロトン メラノ プロローグ オール アップ ジボソン シュプ チャプチ レット サルコメア シアン ディア ピクチャ オムガイド インソ オーナ アマ ビルダー オペック バック らんこし ブエノス コッヘル フォー シルバー ビジホン たまごいろ パーマ ヒサカ ジャンル ハスキ アリスム 便利に生活 クロス バッファ

本来、新聞・雑誌の片隅に掲載されていた4コマ漫画であったのだが、現在では4コマ漫画専門雑誌が多数出版されるほどの盛況を誇っている。この現象は、いしいひさいちによる、既存の「起承転結」の枠組みを破壊した前衛的な4コマ漫画が発端となっており、彼以後4コマ漫画は漫画のなかで大きな位置を占めるようになる。

また、従来は話の面白さやオチの決まり具合に重点を置いた作品が多く作られてきたが、今日では絵柄、不条理ネタ、キャラクター、萌えなど他の要素に重点をおく作品なども増えつつある。

4コマ漫画は、かつては漫画の基本と言われた。

内容の傾向

ストーリー4コマ
漫画雑誌に連載で発表されている作品には、各4コマごとにオチをつけながら、物語としては完結させずに次の4コマに連続させ、複数本の4コマが総体として1つの物語をなしているような表現形式をとるものも多い。このような形式、あるいはこの形式をとっている作品は、ストーリー4コマと呼ばれている。

ストーリー4コマは、更に以下のように大別できる。

連載1回分を1つの物語とし、登場人物どうしの相関関係には基本的に変化の無いもの。
連載複数回分を1つの物語とし、登場人物どうしの相関関係には基本的に変化の無いもの。
回を追うごとに、登場人物どうしの相関関係などを少しずつ変化させていくもの。
連載開始から1年経つと登場人物も1つ年齢を重ねるなど、年齢やその他の設定に継続的な経時変化があるもの。
年齢などの設定は経時変化しないもの。
既存の登場人物の相関関係は変化させず、新たな登場人物を少しずつ継続的に加えることで物語に変化をもたせるもの。
連載開始からしばらくは上記1.のように“1話完結”であったが、途中から上記2.のように相関関係を変化させ始めたもの。
上記3.の逆で、連載開始からしばらくは上記2.のように年齢やその他の設定に継続的な経時変化があったが、途中で変化を止めたもの。
なお、上記2-2.のように、年齢が変化しないにも関わらず物語性をもった連載作品は、4コマ漫画作品の読者の間では俗に「この作品は“磯野時空”(いそのじくう)あるいは“サザエさん時空”になっている」などと表現されることがある。これは、長谷川町子『サザエさん』の舞台となっている「磯野家」を、長期間連載が続いていても年齢が変化しない空間(時空)であると捉えた語である。あるいは、上記4.のような作品であれば、「この作品は途中から磯野時空に突入した」などのような表現も用いられる。もっとも、『サザエさん』も初期は加齢があったので、もっとも典型的な「磯野時空」が上記4.の例といえる。

ストーリー4コマと呼ばれる作品が増えたのは、4コマ漫画の普及に伴い若年の読者が増えてきたこと、漫画家の世代交代で幼少の頃にストーリー漫画に親しんだ漫画家が増えてきたことが原因として考えられる。4コマ誌は元々比較的高い年齢を対象としており、基本的な関係は全く変化せずに、4コマ作品一本で話を纏めることが好まれていたが、若年層が増えたことにより、ストーリー性のある作品を好む傾向が出てきた。そのため、いしいひさいち、小池田マヤ、胡桃ちのなどの意欲的な作家により、ストーリー4コマというジャンルが確立され、「まんがタイムラブリー」や「まんがタイムジャンボ」など、若者向けの4コマ誌が誕生していったのである。

それでもあくまで4コマ漫画であるため、作品全体としてストーリーを進めつつも、4コマ作品1本にしっかりとした起承転結が存在しているものが多かった。しかし、近年ではストーリー漫画である程度の経歴を持った作家が4コマ漫画家に転身することも多くなり、単にコマが4つずつになっただけのストーリー漫画というべき作品も増えつつある。このような作品を4コマ漫画と呼ぶことに違和感があるという声も多いが、元々、戦前戦後の頃の漫画はコマ割が一定であることが多く、現在のように複雑なコマ割になりすぎたストーリー漫画に対する原点回帰だとする見方もある。

不条理4コマ
1980年末から1990年代初頭によく見られた形式。榎本俊二の『GOLDEN LUCKY』や吉田戦車の『伝染るんです。』などの作品が代表的。青年誌などで4コマ専門誌以外で掲載されることが多い。一見するとオチていなかったり、話のネタ自体が理解しづらいが、なにかしら笑える部分がある。一般受けはしにくいが、一部でコアなファンを獲得することがある。このような不条理な展開の4コマは『G組のG』などのギャグ4コマや、後述する萌え4コマにも受け継がれた部分がある。

萌え4コマ
1990年代末に萌えを重点とした4コマ漫画が増え始め、この様な作品は一般的に萌え4コマと呼ばれている。増え始めたきっかけとなったのは1999年に「電撃大王」で連載されたあずまきよひこ『あずまんが大王』が大ヒットしたからだと言われている。同時にこの年には、成人向け美少女漫画誌の主力作家である後藤羽矢子が「まんがライフ」において初の一般向け作品でありストーリー4コマ漫画となる『どきどき姉弟ライフ』を発表し、また「スポコミ」(前身は「月刊まんがパロ野球ニュース」)が休刊した後に、同じ雑誌コードを引き継いで青年向け美少女系雑誌の雰囲気を意識して編集された「まんがくらぶオリジナル」が創刊するなどの出来事が起こっている。このことも踏まえて考察すると、1999年はいわゆる「おたく文化」の4コマ漫画界への流入が本格的に始まった年であると言え、後の萌え4コマ流行の礎の一つとなったと言うことかできる。

ここに分類される基準は萌え要素の有無であり、それ以外は比較的自由である。例えば4コマ目でオチを付けることは必須条件ではないため、物語が全体として進行する、前項のストーリー4コマの特徴を含む作品も多く、これらの作品においては一般作品と比較して、オチがゆるい感じでまとめられているものが多い傾向にある。これは、オチのインパクトよりも、萌えキャラの存在が作品の人気を大きく左右するためキャラクター性が重視されるからだと考えられる。

また、前述のゆるい作風とのものとは異なり、終始ハイテンションな展開のネタで突っ走る作品も少なからず存在するが、画風などの特性においては萌え4コマと共通しており、掲載されている雑誌の系統も同じであることから、同種として括られているのが通常である。

萌え4コマの元祖を特定することは難しく、万人が納得する一つの作品に絞り込むことはできていない。萌えるかどうかは作品だけでなく読者側の問題でもあり、伝統的な4コマ作品でも受け手次第で萌えることは可能といえる。

萌え4コマ雑誌の先駆者はまんがタイムきらら(2002年創刊)だと言われるが、その母体にはOLなど女性を主なターゲットとしたまんがタイムジャンボ(90年代初頭から存在、独立創刊は1995年)、まんがタイムラブリー(1995年創刊)などの雑誌が存在し、ここですでに萌え4コマの萌芽が見られる。これらは伝統的な4コマの体裁を取りつつキャラクター重視、絵柄も重要な要素となり、少女漫画家の流入もあった。萌え4コマとしての資質を充分に備え、現在もそのように読まれている(読者層が重なる)場合が少なくない。また、同人誌界で活躍している作家が4コマ漫画業界に多数参入してくるようになったきっかけも萌え4コマの流行と「きらら」の創刊であると考えられているが、それ以前から4コマ漫画誌でデビューを果たしていた胡桃ちの・青木光恵・さんりようこらと言った作家も元々はと言えば同人誌活動をしていて、後に漫画家としてデビューした作家である。

新声社・エニックス・双葉社などが刊行したゲームパロディ4コマも源流の一つに数えられる。キャラクターが中心であることは言うまでもなく、画風も作品によってはストーリー漫画なみの描き込みが見られ、タイプとしては現在の萌え4コマとあまり変わらないものもある。


しかし萌え4コマ雑誌は、上記の「まんがタイムきらら」シリーズを除いて長続きしていないのが現状である。2003年に創刊した竹書房刊の「まんがライフMOMO」は2007年現在も刊行されており、「きらら」シリーズと同種の萌え4コマ漫画誌と括られる場合もあるが、ベースはあくまで一般4コマ誌から派生したものであり、同種というよりも「一般向け4コマと萌え系4コマの混合型雑誌」と言った独自のポジションに立っていると捉えたほうが妥当と考えられる。なお、芳文社においても元々女性読者をターゲットとしていた「まんがタイムスペシャル」が、2004年のリニューアル以降萌え4コマ誌の色合いを強めてきた結果、現在では「まんがライフMOMO」とほぼ同様のスタンスの4コマ誌として発行されるようになっている。

また、2004年には5誌が創刊したが、現在『まんがタイムきららMAX』を除いて全て休刊している(最も長く続いた雑誌は双葉社の「もえよん」で1年1ヶ月、13号)。その後、2006年9月に一迅社から「まんが4コマKINGSぱれっと」が創刊した。